針生 康

Shizuka Hariru

役職(所属)
美術(装置), 衣装, 照明
生年月
1975・8
プロフィール

英国舞台建築博士
針生康は、舞台美術と建築の間の国際的なデザイナーであり、アーティストである。 彼女の空間演出は、建築環境に対する鋭い理解に基づき、具体的な空間と想像的な空間の関係を描写する。NYのNon-Architecture AwardやADC101th Awardなど権威あるデザインコンペの審査員を務める。ロンドン大学(ロイヤルホロウェイ校)、アントワープ大学、ゲント大学、ラ・カンブル大学、バックス大学、V&A、在英国日本大使館、デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツにて講演。
英国におけるコンテンポラリーダンスの舞台美術研究とデザイン開発で博士号を取得。建築家の萩原新ボグダンと設立したSHSH Architecture + Scenographyの共同ディレクター。これまでに「Sensing Spaces」(ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ、ロンドン)、「Face to Face with the Romans」(ガロ・ローマ博物館)など、高い評価を得た展覧会のデザインを手がける。
受賞歴

ワールドステージデザイン2022カナダ舞台美術銅賞、東京空間デザイン賞2022、伊藤熹朔記念賞奨励賞2022、ワールドステージデザイン空間デザイン銅賞2017、D&AD賞、ドイツデザイン賞、東京デザイン賞、ポーラ美術振興財団賞など受賞多数。2019年ガーディアン紙でベスト・ニュー・シアター・デザイナーに選出される。PQ2023、2019、2015、英国V&Aの国内展に出展。
主な作品

総合舞台美術として、オペラ『Super Angels』(新国立劇場)、オペラ『Written on Skin』(ジョージ・ベンジャミン/マエストロ大野和士)、デザイナーとして『Dark with Excessive Bright』(ロベール・ビネ)、『Dekalog』(小川絵梨子/上村聡)、『Elektra Unbound』(ルアンダ・カゼラ)、『Sputnik Sweetheartt』(メリー・スティル)などを手がける、『 Tsunagu』(モナコ、モンテカルロ・バレエ団)、『Bells for Peace』(オノ・ヨーコ・マンチェスター国際フェスティバル)、『New World』(バレエ・アム・ライン、ロベール・ビネ)、『Dystopian Dream』(ニティン・ソーニー、ワン&ラミレス)、『Sacred Monsters』(アクラム・カーン&シルヴィ・ギエム)、『Solid Traces』(シャルルロワ・ダンス)など、ヨーロッパや日本各地で上演。

これらの作品は、サドラーズ・ウェルズ、ロイヤル・バレエ、新国立劇場、ロイヤル・オペラ・ラ・モニー、サントリーホール、シャンゼリゼ劇場、ポンピドゥー・センター、テアトル・ドゥ・ラ・ヴィル、シドニー・オペラハウス、東京文化会館、シャルルロワダンスなど、多くの劇場で上演されている。

作品アーカイブ

ジャンル
公演年

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